勝利で連戦を締めくくれるか

　ようやく連戦が終わる。この3週間で6試合の日程を乗り切ってきたボルシア・ドルトムント。6日のブンデスリーガ第7節、FCアウクスブルク戦を終えれば、10月の代表ウィークに入る。4日の会見で、ルシアン・ファブレ監督は「もちろん3週間で7試合は多いね。我々は素早くリカバリーする必要がある、ということを承知しているよ」とコメントを残した。過密日程をこなしてきた選手たち。疲労の蓄積は避けられないかもしれないが、土曜日も勝ち切って、この連戦を締め括りたいところだ。

　9月中旬から10月上旬にかけて、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグ（CL）の戦いで残してきた成績は5勝1分。試行錯誤を続けつつ、時に運に助けられながら連戦を乗り切ってきたドルトムント。7-0と大勝した9月27日の1.FCニュルンベルク戦を皮切りに、内容も成熟しつつある。