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G大阪、破竹の8連勝でJ1残留確定。鳥栖が残留圏浮上、名古屋16位に

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ガンバ大阪
ガンバ大阪が湘南ベルマーレに勝利【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第32節の試合が10日に行われた。ガンバ大阪は湘南ベルマーレに1-0の勝利を収めて8連勝を飾り、J1残留が数字的に確定した。

 一時は最下位にも転落するなど苦しい戦いを強いられていたG大阪だが、9月以降は状況が一変。前節までに7連勝を収め、順位表の上半分の9位にまで順位を上げていた。

 MF遠藤保仁がJ1通算600試合出場を飾った湘南戦も、60分にFWファン・ウイジョのゴールで先制。絶好調のファン・ウイジョは出場した6試合連続でゴールを決め、パトリック・エムボマや宇佐美貴史らが保持するクラブ記録に並んだ。

 そのまま1-0で勝利を収めたG大阪は、1997年の9連勝に次いでクラブ歴代2位の記録となる21年ぶりの8連勝を達成。9位を守るとともにJ1残留を決めた。

 大混戦となっていた残留争いは、ヴィッセル神戸と0-0で引き分けたサガン鳥栖が残留圏内の15位に浮上。代わって名古屋グランパスがプレーオフ圏の16位に後退したが、14位の湘南も含めて3チームが勝ち点37で並んでいる。

 来季のJ1ライセンスを取得していないFC町田ゼルビアがJ2で2位以内に入ればJ1の16位が残留となることも含め、状況は依然として流動的。最後まで目の離せない争いが続くことになりそうだ。

【了】

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