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堂安律、フローニンゲンで好調の要因は日本代表の存在あり。「自信がついた」

text by 編集部

堂安律
日本代表の堂安律【写真:Getty Images】

 日本代表は13日、16日に大分銀行ドームで行われるキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ代表戦を前にした合宿2日目の練習を行った。

 フローニンゲンに所属する堂安律は直近のリーグ戦で2試合連続ゴールを挙げるなど調子は上向きだ。好調の要因について堂安は「右サイドで固定して冬の休みまで固定して使うって言ってくれたんで。代表でもやらせてもらってるポジションですし、得点以外のところで自分の課題を突き詰めていけるポジションなので、そういう面ではすごい頭の中はハッキリしてプレーできました」と話した。

 続けて「まずは代表での自信もつきましたし、改めて日本代表の影響力ってすごいなっていうのを感じさせられているので。そのおかげでチームに帰った時も余裕っていうか、自分がチームでやらなくちゃいけないことがハッキリされてるので」と代表でのプレーがクラブにも良い影響を与えているようだ。

 今回のキリンカップチャレンジではベネズエラの他にキルギスタン代表とも対戦する日本代表。来年1月に開催されるアラブ首長国連邦(UAE)でのアジアカップに向けて最後の強化試合となるなか堂安は「まずはチームとして2試合まず勝つことが必ず必要になってきますし、その2試合どうやったら自分が貢献できるかって考えたら、絶対ゴールとアシストが必要になってくるんで、それができなければ自分が来る必要もないと思うし、それができるからこそ呼ばれてると思うので、それを考えながらプレーしていきたいと思います」と目に見える結果にこだわる決意を示した。

 森保ジャパンでは堂安の他に南野拓実と中島翔也の3選手を新ビッグ3として取り上げられている。当の本人は「特に気にはしてないですし、全然、今まで呼ばれてきたメンバーとは経験も違いますし。そこはまだまだ比較にならないので。ただ、これから少しでも追いつけるように頑張りたいと思います」と語った。

 16日に対戦するベネズエラは堂安にとってU-20ワールドカップで対戦し延長戦の末に0-1で敗戦した相手だ。「U-20でウルグアイとベネズエラに負けて、まあ(A代表で)ウルグアイに勝つことができて、何人かの選手がベネズエラで出てくるであろうってことを考えると、個人的には負けたくないですし、リベンジっていうのかどうか分かんないですけど、しっかり勝てるように頑張りたいです」と意気込みを語った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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