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J1昇格逃した福岡、井原正巳監督が退任。「すべては自分の力不足」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

井原正巳
アビスパ福岡の井原正巳監督【写真:Getty Images for DAZN】

 J2のアビスパ福岡は19日、トップチームを率いる井原正巳監督が今季末の契約満了に伴い退任することを発表した。

 井原監督は2015年に福岡監督に就任し、初年度でJ1昇格を成し遂げた。1年でJ2へ降格した後も引き続き指揮を執り、昨季は4位で昇格プレーオフに進んだが決勝で敗退。今季も上位争いを繰り広げたが、17日に行われた最終節の結果により7位に後退し、プレーオフ進出を逃した。

 退任は井原監督自らの意志だとクラブは説明している。「J2リーグ優勝の目標を果たせなかった責任を理由に、井原監督自身から退任の申し入れがありクラブで協議した結果、本人の意志を尊重し現契約期間の満了となる今シーズンでの退任となりました」とのことだ。

「今シーズンの目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は本当に頑張ってくれましたが、すべては自分の力不足だと思っています」と井原監督はコメント。その上で選手やスタッフらへの感謝を思いを表しつつ、「さらに指導者として成長し、いつの日かまたこの大好きな福岡の地で、皆さんに恩返しできればと思っています」と述べている。

【了】

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