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日本代表 5年前

【キルギス戦直前】森保Jに提言したいスタメン案。日本代表のイレブンをFチャン編集部が厳選

text by 編集部

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フットボールチャンネル編集部が提言する日本代表のキルギス戦スタメン案

 日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2018でキルギス代表と対戦する。

 今月16日に行われたベネズエラ代表戦は1-1のドロー。ベネズエラは好チームで、日本はそれまでの3試合と同じ結果を得られなかった。今回対戦するキルギスについては、アジアカップを睨んでのマッチメイクだと思われる。新体制発足以降、アジア勢と対戦するのはこれが初めてだが、森保一監督はどのようなメンバーを送り出すのだろうか。

 GKにはJ1サガン鳥栖で活躍している権田修一を推す。最終ラインは4枚で、左から山中亮輔、槙野智章、三浦弦太、室屋成。初招集の山中には左足のキックを含めた自身の持ち味を発揮してもらいたい。10月のウルグアイ戦でミスから失点に絡んだ三浦にとって、出場すれば名誉挽回のチャンスとなる。

 ボランチの一角には、追加招集ながら日本代表メンバーに名を連ねている守田英正を起用してはどうか。パートナーには鹿島アントラーズの一員としてAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献した三竿健斗。若い2人が国際試合でどのようなパフォーマンスを見せるのか、確認したいところ。

 中盤から前線にかけてはベネズエラ戦で途中出場した原口元気、伊東純也、杉本健勇、北川航也の4人をテストすべき。ベネズエラ戦では見せ場を作れなかったが、各々に武器があるのも事実。特に北川航也には期待したい。1トップだと起点になる役割もあり、なかなか力を発揮できないが、その仕事を杉本に任せることで北川はゴールを奪うプレーを打ち出せるのではないか。

 森保ジャパンにとって、このキルギス戦がアジアカップ前最後の試合となる。中島翔哉、南野拓実、堂安律の“NMD”トリオら主力と目されるメンバーは固まりつつある。その他の面々にとってはこれがアジアカップに向けた最終試験だ。ベネズエラ戦で出番のなかった選手は、何としてもアピールしたいところだ。

 森保監督もベネズエラ戦からメンバー変更を示唆しており、より多くの選手を試して確認したいことがあるはず。そして、公式大会を勝ち抜くにはチーム全体の力が必要になる。その意味でも“控え組”の重要性は高い。キルギスに勝つだけでなく、様々な選手の台頭という収穫を得て今シリーズを締めくくりたい。

【了】

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