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バルサ、土壇場の汚名返上“問題児弾”でアトレティコとドロー。連敗回避で首位キープ

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
アトレティコ・マドリーの守備に苦しんだリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

【アトレティコ・マドリー 1-1 バルセロナ リーガエスパニョーラ第13節】

 現地時間24日に行われたリーガエスパニョーラ第13節のアトレティコ・マドリー対バルセロナは、1-1の引き分けに終わった。

 首位のバルセロナは、ここ2試合勝利なし。公式戦直近3試合で7失点と、守備の不安が浮き彫りになっている。そんな中で敵地に乗り込んで勝ち点1差のアトレティコと対戦することになった。

 試合はお互いに慎重な入りを見せ、どちらも多くのチャンスをつくれない展開に。バルセロナは相手の守備を崩せず、アトレティコはそのバランスを崩してまで攻めるようなことはなく、拮抗した戦いとなった。

 均衡が破れたのはセットプレーからだった。77分、アトレティコはCKのチャンスを得ると、グリーズマンがファーサイドに入れる。このボールにジエゴ・コスタがヘディングで合わせてゴール。ジエゴ・コスタの今季初得点でホームチームが先制した。

 追いかけるバルセロナは、すぐにデンベレを投入。対するアトレティコは、ジエゴ・コスタを下げてコレアを入れた。

 すると、バルセロナの交代策が的中する。90分、メッシのパスをペナルティエリア右で受けたデンベレが左足のシュートを決めて1-1とし、土壇場で試合を振り出しに戻す。

 試合は1-1で終了となり、バルセロナは首位をキープした。ただし、25日の試合でセビージャがバジャドリーに勝利すると、バルセロナは2位に転落となる。

【得点者】
77分 1-0 ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー)
90分 1-1 デンベレ(バルセロナ)

【了】

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