沈黙の“ロイス・システム”。好調ドルトに新たな課題。相手の対策を上回るためには?

ボルシア・ドルトムントは29日、チャンピオンズリーグのグループリーグでクラブ・ブルージュと対戦。今季ここまで結果の出ている4-4-2で臨むも、相手の堅い守りを崩せず0-0のスコアレスドローに終わった。対戦相手に研究された時にどうするか。ドルトムントは新たな課題を持ち帰ることとなった。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

2018年11月29日(Thu)11時32分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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なかなかゴール前に入っていけない

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マルコ・ロイス【写真:Getty Images】

“ロイス・システム”が沈黙した。11月29日に行われたチャンピオンズリーグのグループAの第5戦。ボルシア・ドルトムントはホームにクラブ・ブルージュを迎えた。

 このベルギー王者との試合で、ルシアン・ファブレ監督は、4日前の1.FSVマインツ05戦から少しメンバーを入れ替えている。ワントップにマリオ・ゲッツェではなく、パコ・アルカセルを起用。左サイドはヤコブ・ブールン・ラーセンから、サイドバックが本職のラファエウ・ゲレイロに変更。他にも、右サイドにジェイドン・サンチョではなくクリスティアン・プリシッチ、左SBにアクラフ・ハキミではなくアブドゥ・ディアロを用いるなど、ローテーションを行った。しかし、セカンドトップにはマルコ・ロイスを据え置いたまま。“肝”には手を付けていない。試行錯誤の末に辿り着き、今季ここまで結果を残している[4-4-2]で、ブルージュ戦に臨んだ。

 一方のブルージュも[4-4-2]の布陣を敷いてきた。試合後の会見でファブレ監督が「ブルージュはとても良く守ってきた。かなり引いて守ってきた」と振り返ったように、ベルギー王者はコンパクトな守備組織を構築。前半のドルトムントは、ボールを回せても、なかなかゴールの前に入っていくことができない。ダイレクトプレーで中央突破を図っても、ブルージュはしっかり対応してきた。

 もちろん全くチャンスがなかったわけではない。32分、アルカセルのダイレクトパスにロイスが抜け出してGKと1対1の局面を迎える。だが、主将は決め切ることはできなかった。

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