ドルト、“仮の称号”に意味なし。それでも得られた優位性、さらなる進化への課題とは?

ドルトムントは現地時間15日、ブンデスリーガ第15節でブレーメンと対戦し、2-1で勝利。今季好調のチームは前半戦を首位で折り返すことが決定している。しかし、達成感を得ているものは一人もいない。狙うはあくまで、シーズン王者だ。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

2018年12月16日(Sun)12時21分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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“秋の王者”が確定

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ドルトムントは前半戦を首位で折り返すことが確定【写真:Getty Images】

 12月15日に行われたブンデスリーガ第15節。ボルシア・ドルトムントはSVヴェルダー・ブレーメンに2-1で勝利した。この結果を受けて、前半戦を首位で折り返すこと=“秋の王者”が確定。だが、いわば“仮の称号”に満足している者はいないようだ。

 試合後、ルシアン・ファブレ監督は次のように振り返った。

「我々は満足している。だけど“秋の王者”はそんなに多くを意味しない。まだ2試合残っている。さらに試合から試合へ進んで行く」

 前半戦の首位が確定したからといって、もちろん前半戦が終わることはない。18日のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦、21日のボルシアMG戦と「まだ2試合残っている」。集中を切らして良いはずはなかった。

 トーマス・ディレイニーは次のように振り返っている。

「僕らにとって“秋の王者”は意味を持たない。だけど優位に立っている。そういった意味では僕たちは本当に満足している」

 ボルシアMGがアウェイでTSGホッフェンハイムと0-0で引き分けたため、ドルトムントは2位と9の勝ち点差を付けて「優位に立っている」。“仮の称号”それ自体に意味はないとしても、前半戦の終了を待たずして9もの勝ち点差を広げたことは、心理的な「優位」を産むという意味でも大きい。

 今後は「試合から試合へ」、ある程度の余裕を持って臨むことができるはずだ。そういった余裕は、“勝った試合で上手くいかなかったこと”を直視することにも繋がるだろう。

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