ドルトムントの敗戦も悪くない? その理由は…。ボルシアMGとの“天王山”、危機的状況

ボルシア・ドルトムントは現地時間21日、ボルシアMGと対戦する。開幕から好調だったドルトムントだが、DF陣に負傷者が続出。ボルシアMGもバイエルンを破り2位に付ける好チームだけに敗戦は十分に考えられる。しかし、現地在住記者はドルトムントの敗戦も悪くない結果だと考えている。その理由とは? (文:本田千尋【ドイツ】)

2018年12月21日(Fri)17時00分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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前半戦最後は天王山。指揮官は古巣との対戦

ボルシア・ドルトムント
21日、リーグ戦第17節でドルトムントはボルシアMGとの天王山を迎える【写真:Getty Images】

 デッドヒートの予感——。12月21日に行われるブンデスリーガ第17節。首位のボルシア・ドルトムントは、2位のボルシア・メンヒェングラッドバッハを迎え撃つ。前半戦最後の試合は、いわゆる“天王山”となった。

 19日に行われた会見で、ルシアン・ファブレ監督は、愛着のあるチームの特徴を次のように評した。

「充実したシーズンを送っている。とても危険なチームだ。ミュンヘンでバイエルンに3-0で勝っているが、そのことが全てを意味している。とても効率的なチームだ。前線がかなり強力で、中盤も同様だ。素早くボールを奪取して、とても速く縦にプレーする」

 スイス人指揮官は、(トルガン・)アザール、(イブラヒマ・)トラオレ、(パトリック・)ヘアマン、(ファビアン・)ジョンソン…と教え子たちの名を挙げた。

 かつて10/11シーズンの後半戦から15/16シーズンの序盤まで(より正確には11年2月14日から15年9月20日まで)、およそ4年半に渡ってボルシアMGを率いたファブレ監督。低迷していた古豪を再びヨーロッパの舞台に引き上げ、マルコ・ロイス、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、グラニト・シャカといった選手たちがビッグクラブに羽ばたいた。

 最後は開幕直後から5連敗と絶不調に陥って辞任に追い込まれたが、マックス・エベールSDと共同で現在のボルシアMGの礎を築いたのはファブレ監督。以降はアンドレ・シューベルト、ディーター・ヘッキングと指揮官は交代し、今季はフロリアン・ノイハウスやアラサヌ・プレアといった新戦力が台頭したが、チームの本質はファブレ監督が率いた頃と変わっていないと言えるだろう。 

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