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2018年南米ベストイレブンを選定。右SBはまさかの消去法…? MSNが再結成も!【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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写真左からスアレス、メッシ、ネイマール【写真:Getty Images】

ネイマール(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1992年2月5日(26歳)
今季リーグ戦成績:12試合出場/11得点6アシスト ※12月27日現在

 セレソンのエース。王国を頂点に導く存在として期待されたロシアワールドカップでは2ゴール2アシストを挙げるなどまずまずの成績を残したが、それ以上にピッチ上で大袈裟に転げまわる姿が話題に。「ピッチ上の俳優」という不名誉なレッテルを貼られてしまい、最終的にこの大会で好印象を残すことができなかった。

 それでも、所属するパリ・サンジェルマンではやはり別格の輝きを放っている。今季はリーグ戦12試合に出場し11得点6アシスト、チャンピオンズリーグでも6試合で5ゴール2アシストの成績を収めるなど文句なしの活躍。トーマス・トゥヘル監督の下、トップ下での出場が多く、ある程度の自由が与えられているネイマールは伸び伸びとプレーしている印象だ。ベストイレブンの選出は最後までマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロとその座を争ったが、リーグ戦、CL、ロシアW杯の成績を踏まえ、アルゼンチン代表FWを上回る形となった。

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ)
生年月日:1987年6月24日(31歳)
今季リーグ戦成績:15試合出場/15得点11アシスト ※12月27日現在

 2018年もこの男の活躍は凄まじかった。ロシアワールドカップにはアルゼンチン代表の主将として出場し、孤軍奮闘の活躍。今季のリーグ戦ではここまで15試合で15ゴール、アシストも11記録するなど、もはや化け物だ。シーズン途中に負傷離脱していたにも関わらず、この結果を残すのは人間離れしているとしか思えない。

 このままのペースで行けば、リーグ戦の得点王に輝くのは間違いない。バロンドール受賞は逃したが、2018年は、いや2018年もこの男の放った輝きはサッカー界を眩しいほどに照らした。

ルイス・スアレス(ウルグアイ代表/バルセロナ)
生年月日:1987年1月24日(31歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/11得点4アシスト ※12月27日現在

 世界最高峰のストライカー。抜群の決定力と果敢にゴールを狙う泥臭い姿勢は幾度となく相手の脅威となった。今季のリーグ戦でもリオネル・メッシに劣らない11ゴール4アシストをマーク中。バルサ・スタイルにすっかりフィットし、同選手なしでチームはこの強さを保てないだろう。

 リーグ戦第10節、対レアル・マドリーとのエル・クラシコではハットトリックを挙げるなど伝統の一戦を彩った。また、ロシアワールドカップでもエディンソン・カバーニとともに破壊力抜群の攻撃を発揮するなど、世界最高峰の舞台でもその能力を存分に示した。

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