乾貴士は日本代表の起爆剤となれるか。ロシアW杯とは異なる意識、重要な新10番の起用法

2019年01月11日(Fri)11時30分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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オマーン戦、左サイドは乾? 原口?

 次戦の相手・オマーンも、2017年ガルフカップでUAEやサウジアラビアを破って優勝しているチームで、当時のメンバーが15人も残っているというから決して侮れない。

 オマーン国境の町・アルアインに住む塩谷司も「次は沢山のオマーンサポーターが来ると思う」とアウェイムードを警戒していた。森保監督としては、攻撃陣のユニットをある程度固定し、連係を強化したい意向はあるだろうが、乾というドリブル突破力と決定力を兼ね備えたどこかでアタッカーを投入し、変化をつけていくことも必要ではないか。

 さしあたってオマーン戦だが、左サイドのスタメンを原口で行くか、乾で行くかは判断が分かれるところ。6日に合流した乾は13日でちょうど1週間。現地のコンディションや南野や堂安という若手アタッカーのリズムにも適応してくる頃だろう。

 南野も「乾君は翔哉と近いプレースタイルだと思いますけど、その中で非常に高いクオリティを持っているし、ロシアワールドカップを引っ張っていた存在」と前向きにコメントしており、乾の加入によって、中島を含めた「新ビッグ3」と称される若手3枚の2列目がこれまで発揮していた推進力や機動力を再現できる可能性があるのは確かだ。

 ただ、原口もトルクメニスタン戦の後半から動きのキレがよくなり、大迫の先制点をアシストしている。その後は堂安とのサイドチェンジで左コーナー深いところまで攻め込んだり、長友との効果的なタテ関係を構築しながら相手に脅威を与えるアタックもできていた。

 大きな重圧のかかるファーストマッチを消化したことで心身ともに落ち着き、この先は調子も上がってくるはず。その背番号8をいきなり控えに回すのは、やはり得策ではないのかもしれない。

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