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代表 5年前

磐田MFムサエフ「アジアカップで優勝したい。ジュビロではトップ4に」【独占インタビュー】

text by 舩木渉 photo by Getty Images, Uzbekistan Football Federation

「1週間に1回、1時間、日本語の勉強をした」

 結局、右ひざの大怪我によってシーズンのほとんどを棒に振り、昨季のJ1では7試合の出場に終わった。Jリーグでの1年目はリーグ戦31試合に出場して4得点を挙げていただけに、ムサエフにとってリハビリは非常に苦しい時間だっただろう。一方で、回復までの期間で日本語は飛躍的に上達していた。

――大怪我から復帰するための長期間のリハビリ中は、特にメンタル面で非常に難しい時間を過ごしたのではないでしょうか。

「本当に本当にハードだった。あの大怪我によって、全てがゼロの状態からトレーニングを始めなければいけなかった。でも、もう大丈夫。神様に感謝だね」

――でも、リハビリ中は日本語や英語の勉強に時間を割くことができたのではないでしょうか。先ほどから時々日本語で話していますが、本当にうまいですよね。

「リハビリがない時にレッスンを受けた。(ここから日本語)1週間に1回、1時間、日本語の勉強をした。だから私、ちょっとうまいね。リハビリ終わった、チーム練習、ちょっとの時間、今年からたぶんもう1回勉強します」

――プレーの面で日本に来てから最も成長したところは何ですか?

「どうやっていいプレーをするか、というところだね。僕の後にも他の選手がJリーグでプレーしたがっている。彼らのようなウズベキスタン人選手が日本でどうプレーするかイメージできるように頑張っているよ」

――磐田には経験のある選手がたくさんいますよね。

「みんな素晴らしい。特に中村(俊輔)、(大久保)嘉人さんもね。いい選手だし、グッドブラザーでもある。彼らは本当に多くのものを持っているよ」

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