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欧州各国リーグ、冬の移籍まとめ。大物選手が続々と新天地へ、香川ら日本人選手の名も【編集部フォーカス】

1月31日をもって、欧州冬の移籍市場が閉幕することとなった。今冬も大物選手が続々と移籍を決めており、新天地でのプレーには大きな注目が集まっている。今回フットボールチャンネル編集部では、今冬に移籍した主な選手を各リーグごとにピックアップし、紹介する。(移籍金はtransfermarktを参照)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ

プレミアリーグ
写真左からソランケ、イグアイン、プリシッチ【写真:Getty Images】

クリスティアン・プリシッチ(アメリカ代表)

生年月日:1998年9月18日(20歳)
ボルシア・ドルトムント→チェルシー(移籍金:約80億円)※加入は来季
今季リーグ戦成績:13試合出場/1得点2アシスト ※2月5日現在

 アメリカが誇る世界屈指のサイドアタッカー。まだ20歳ながらボルシア・ドルトムントで主力として活躍しており、数多くのビッグクラブがその才能に関心を寄せていた。プリシッチは兼ねてからプレミアリーグ挑戦への闘志を燃やしており、前々から移籍の噂は絶えなかった。そして先月2日、チェルシーがおよそ6400万ユーロ(約80億円)で同選手の獲得を発表。なお加入は来季からとなっており、今季はドルトムントにローンで残留することになっている。プリシッチにとっては念願のプレミアリーグ移籍となったわけだが、新天地で輝くことはできるだろうか。

ゴンサロ・イグアイン(アルゼンチン代表)

生年月日:1987年12月10日(31歳)
ユベントス→チェルシー(今季終了までのレンタル移籍/レンタル料:約11億円)
今季リーグ戦成績:15試合出場/6得点1アシスト(ミラン)

 2015/16シーズンにセリエA得点王に輝いたワールドクラスの点取り屋。昨年夏、ユベントスからミランにレンタル移籍という形で加入していたが、新天地では期待に応える活躍を見せることはできず、ミラン加入からわずか5ヶ月で再び移籍することとなった。獲得を発表したのは以前からイグアインへの興味を示していたチェルシー。今季終了までのレンタル移籍であり、買い取りオプションが盛り込まれている。現在チェルシーの指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督とはナポリ所属時の師弟関係であり、イングランドの地で再びコンビを組むことになった。

ドミニク・ソランケ(イングランド代表)

生年月日:1997年9月14日(21歳)
リバプール→ボーンマス(移籍金:約26億円)
今季リーグ戦成績:0試合出場/0得点0アシスト(リバプール)

 2017年に韓国で開催されたU-20ワールドカップにイングランド代表として出場し、同大会のMVPを受賞するなど世界から注目を浴びた期待の若手。同年11月にはA代表にサプライズ招集されるなど、順調なキャリアを歩んでいた。しかし、2017年より所属しているリバプールで結果を残すことはできておらず、ロベルト・フィルミーノ、ダニエレ・スターリッジらの牙城を崩せずにいた。今季もリーグ戦での出場は「0」となっている。そんなソランケは出場機会を求め、先月ボーンマスに完全移籍することを決断。持っているポテンシャルは明らかに高いため、新天地で爆発的な活躍を見せたいところだ。 

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