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ロンドン五輪世代のDF比嘉祐介が29歳で現役引退を発表。「サッカー3150(最高)」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

比嘉祐介
比嘉祐介【写真:Getty Images for DAZN】

 J2の東京ヴェルディDF比嘉祐介が14日にクラブ公式サイトで現役引退を発表した。プロ生活7年で終止符を打った。

 比嘉は流通経済大学付属柏高校出身で、2007年に全国高校サッカー選手権と高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の2冠達成を経験。その後、流通経済大学に進学し、大学3年時には2010年アジア競技大会のメンバーに選出され、優勝に貢献した。

 2012年に横浜F・マリノスに加入するが、出場機会を得られず。2014年に京都サンガFCへ期限付き移籍した。その後、2015年に横浜に復帰するも、状況は変わらず。2016年にジェフユナイテッド千葉に完全移籍。2018年からは東京ヴェルディでプレーしていた。怪我に悩まされた比嘉はヴェルディでの出場は天皇杯の1試合のみとなっている。

 比嘉はクラブの公式サイトで「自分のサッカー人生で一番苦しく、自分自身情けなく感じるシーズンでした。それでも、いつも声を掛けてくれるサポーターには感謝しかありません。『早く怪我を治してピッチに立って下さい』の一言がリハビリのモチベーションでした。たまらなかったです」とコメント。

 また、比嘉は「今年からは自分もサポーターとして色々なスタジアムに行きたいと思っているので、スタジアムで見かけたら『GA-HI-』でも『比嘉さん』でもいいので、声を掛けてくれたら嬉しいです。サッカー3150(最高)」と比嘉らしくサポーターに対してコメントした。

【了】

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