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大迫勇也、コパ・アメリカ不参加を承認。監督「決断は選手と一緒に下した」

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫勇也
大迫勇也【写真:Getty Images】

 ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は同クラブに所属する日本代表のFW大迫勇也がコパ・アメリカ2019を辞退する事に同意した事を明かした。

 今月12日、ブレーメンでマネージャーを務めるフランク・バウマン氏は「ユウヤはブレーメン移籍後にロシアワールドカップ(W杯)を戦い、今冬にはアジアカップに出場した。本来休める時期に二つの大きな大会に出場した事で十分な休養をする事が出来なった」とクラブとして同大会への出場を許可しない理由について話していた。

 この件についてコーフェルト監督は現地時間14日、ブンデスリーガ第22節ヘルタ・ベルリン戦を前にした記者会見の席で「今回の決断は選手と一緒に下したものだ」と大迫本人も同意した事を明らかにした。

 アジアカップで痛めた背中の痛みもありチーム復帰後はベンチ外が続く大迫だが、14日の非公開で行われた全体練習には合流したようだ。コーフェルト監督は会見で大迫のヘルタ戦への出場を問われ「望みは捨てていない」と語る一方「現状では厳しいかもしれない」と欠場の可能性を示唆した。

 W杯では4試合全てに出場し、アジアカップも決勝戦を含む4試合でプレーするなどほとんど休むことなくプレーしている大迫にとってはまずは怪我を治すことが求められているようだ。

【了】

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