中島翔哉に訪れた激変。“新10番”はどう変わったのか? 日本代表新章のキーマンに

日本代表にMF中島翔哉が復帰した。背番号10としてアジアカップでの躍動を期待されたが、負傷により欠場。その後はカタールへの移籍を経るなど、環境は大きく変化した。ロシアワールドカップまで10番を背負ったMF香川真司も復帰した今回、中島はどのような姿を見せるのか。(取材・文:元川悦子)

2019年03月20日(Wed)10時40分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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「成長するために、楽しむために行った」

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中島翔哉【写真:Getty Images】

 森保ジャパン発足後、エースナンバー10を背負ってきた小柄なテクニシャン・中島翔哉が久しぶりに日本代表に戻ってきた。1月のアジアカップでは新生ジャパンの攻撃の大黒柱としてチームをタイトルへと導くはずだったが、右ふくらはぎを負傷。大会を戦わずしてUAEを離れる羽目になった。

「翔哉君がボールを持った時の動き出しというのはあの人のおかげで磨かれた僕の武器。本当に痛いというのが正直な感想」と堂安律も新2列目トリオの一角が崩れたことを悔やんだ。

 大会を通じて堂安や南野が苦しんだのも、中島不在が響いた部分が少なからずあった。それだけに、彼の代表復帰を森保一監督も待ち望んでいたことだろう。今回の3月2連戦(22日・コロンビア戦=日産、26日・ボリビア戦=神戸)でそれが叶ったことは、日本にとって朗報と言っていいはずだ。

 その間、中島はご存知の通り、カタールのアルドゥハイルへ移籍。新天地で新たなキャリアを踏み出している。イングランドやフランスから熱視線を送られた男が中東行きを選んだことは多くの人々を驚かせたが、本人は「自分のとって一番魅力的なクラブだった」とキッパリ言い切る。

「成長するために、楽しむために行った。チームメートは技術が高くて運動能力があってうまい選手が多いし、守備も強くて学ぶところが多い。(ルイ・ファリア)監督も素晴らしい監督なんで、いいところを吸収できている」と自信ものぞかせた。

 移籍後はすでにカタールリーグとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦。3月のACL・アルアハリ戦ではゴールも挙げるなど、中島は新たな環境にスムーズに適応し、着実に存在感を高めている。こうした経験値を日本代表に還元してくれれば、チームも新たな活力を得られるだろう。

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