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“平成最後”の静岡ダービーは清水に軍配。今季初勝利で最下位脱出に成功

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

清水エスパルス
清水エスパルスが静岡ダービー勝利【写真:Getty Images for DAZN】

【ジュビロ磐田 1-2 清水エスパルス J1第7節】

 明治安田生命J1リーグ第7節の試合が14日に行われ、ジュビロ磐田と清水エスパルスが対戦した。

 Jリーグで通算49戦目、平成では最後となる静岡ダービー。磐田は14位、清水は今季未勝利で最下位と両チームともに厳しい状況で試合を迎えており、ライバルを下しての勝ち点3がぜひとも欲しい状況だった。

 前半36分、先手を取ったのは清水。GK六反勇治からのゴールキックが一気に相手陣内へ到達し、磐田守備陣がクリアを試みてエリア内に浮いたボールに鄭大世が反応。GKの目の前に飛び込んでヘディングを叩き込み先制点を奪った。

 さらに58分には清水が追加点。相手陣内でのミスパスを奪った中村慶太がスルーパスを送り、北川航也がゴール前に走り込む。シュートをGKに当てながらも押し込みリードを広げた。

 その後は2点ビハインドの磐田が攻勢に立ち、71分には交代出場エレンからのクロスにロドリゲスが合わせて1点を返す。だが追いつくには至らず、2-1で清水の勝利に終わった。

 清水は今季7試合目にして待望の初勝利を挙げ、最下位を脱出。平成を通してリーグ戦で行われた静岡ダービーの通算成績は清水の19勝6分け24敗となった。

【得点者】
36分 0-1 鄭大世(清水)
58分 0-2 北川航也(清水)
71分 1-2 ロドリゲス(磐田)

【了】

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