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観客数1位はドイツ、J1も世界の1部リーグで“トップ10”。FIFA機関が統計発表

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムントのサポーター
平均観客数1位のボルシア・ドルトムント【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関CIES(スポーツ研究国際センター)は、世界各国のリーグ戦の観客数について統計調査を行い、15日付で各種ランキングやデータを公開している。

 調査対象とされたのは42ヶ国の51リーグ。一部の国については2部以下のリーグも対象とされ、日本もJ1とJ2が含まれている。

 2013年から2018年までの5年間で最も平均観客数が多かったリーグはドイツのブンデスリーガ1部で、平均4万3302人。イングランド・プレミアリーグが3万6675人で2位、リーガエスパニョーラが2万7381人で3位に続いている。

 4位以下にはメキシコ1部(2万5582人)、イタリア・セリエA(2万2967人)、中国スーパーリーグ(2万2594人)、フランス・リーグアン(2万1556人)、MLS(2万1358人)、オランダ・エールディビジ(1万9154人)と続く。ドイツとイングランドの2部は多くの国の1部リーグを上回り10位と11位にランクインしている。

 日本のJ1は平均1万8227人で12位。英独の2部を除けば、1部リーグとしては「世界トップ10」に入り、ブラジルやロシアなどを上回った。J2は平均6892人で、イタリアの2部やノルウェー、オーストリア、デンマークなどの1部リーグを上回っている。

 クラブ別ではドイツのボルシア・ドルトムントが平均8万230人で1位。2位にマンチェスター・ユナイテッド(7万5218人)、3位にバルセロナ(7万4876人)が続く。52位まで公開されたランキングの中で、日本の浦和レッズは平均3万6468人で48位に入った。ローマやバレンシアに次ぎ、ベティスやポルトを上回る観客数だ。

 26のリーグについては、2003年から2018年までの15年間での平均観客数の増減も調査。ポーランド1部がプラス47%、MLSがプラス34%など大きく伸びている。J1はマイナス3%の微減となっている。

【了】

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