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川崎Fと広島、ACLグループ残り2試合。次節で敗退や突破が決定の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島
川崎フロンターレとサンフレッチェ広島【写真:Getty Images】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第4節の試合が23日に行われ、日本勢では川崎フロンターレとサンフレッチェ広島がそれぞれの戦いに臨んだ。

 川崎Fは韓国の蔚山現代をホームに迎え、先制したあと逆転されながらも追いついて2-2のドロー。広島は同じく韓国の大邸FCとアウェイで対戦し、前半にセットプレーで挙げた1点を守り抜いて1-0で勝利を収めた。

 川崎Fと同じグループFのもう1試合では上海上港(中国)とシドニーFC(オーストラリア)が対戦し、こちらも2-2で引き分けた。無敗で勝ち点8の蔚山が首位に立ち、上海上港が勝ち点5で2位、川崎Fが勝ち点4で3位、シドニーが勝ち点3で4位となっている。

 川崎Fは上海上港とホームで対戦する次節の試合に敗れればグループ敗退が確定。勝利を収めれば2位に浮上し、自力突破のチャンスを残して最終節を迎える。引き分けた場合は最終節のシドニー戦に勝利が必須となり、その上で上海上港の結果に命運を委ねることになる。

 広島の入っているグループHではメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と広州恒大(中国)が対戦。ここまで3戦全敗だったメルボルンは本田圭佑ら主力を温存しながらも、中国の強豪を1-1のドローに抑えて今大会初勝ち点を獲得した。この結果、勝ち点を9に伸ばした広島は単独首位に浮上。広州恒大が勝ち点7、大邸が勝ち点6で続いている。

 広島は広州をホームに迎える次節の試合に勝てば1試合を残してのグループ首位が決定。引き分けた場合でも、大邸対メルボルン戦の結果にかかわらず2位以内が確定する。さらに敗れた場合でも、大邸が敗れれば広島は突破確定。次節で突破を決められないのは、広島が広州に敗れ、大邸が勝ち点を獲得した場合のみとなる。

【了】

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