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日本代表メンバーに推薦したい5人。コパ・アメリカで活躍が期待される実力者たち【編集部フォーカス】

コパ・アメリカ2019(南米選手権)に臨む日本代表メンバーが24日に発表される。23日には久保建英や中山雄太らがA代表初招集を受けているが、果たして今回はどのようなメンバーが名を連ねるのか。フットボールチャンネル編集部では、日本代表に推薦したい5人をピックアップした。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

安部裕葵

安部裕葵
鹿島アントラーズに所属する安部裕葵【写真:Getty Images】

MF:安部裕葵(あべ・ひろき/鹿島アントラーズ)
生年月日:1999年1月28日(20歳)
身長/体重:171cm/65kg
今季リーグ戦成績:11試合出場1得点1アシスト

 ルーキーイヤーから出場機会を掴み、常勝軍団の新たな顔となっている安部裕葵。今季から鹿島アントラーズの伝統ある「10番」を背負うなど、チームから寄せられている期待は十分と言ってもいいだろう。ピッチ内で示す存在感も、年々際立ってきている。

 積極的にドリブルを仕掛ける姿勢がなんとも印象的な選手であり、その鋭さはJリーグでも屈指のものがあると見ていいだろう。果敢にシュートを狙ってくるため、対峙するディフェンダーからすれば相当厄介な存在となっているはずだ。昨年行われたFIFAクラブワールドカップでも世界の強豪を相手に堂々としたプレーを見せつけ、準々決勝のグアダラハラ戦では美しいミドルシュートを叩き込み、称賛の嵐を浴びた。すでに、その実力は世界にも証明されていると言ってもいいのではないか。

 世代別代表でも、結果を残し続けてきた安部。ポーランドで開催されるU-20ワールドカップ出場も期待されたが、そこに彼の名はなかった。そして23日に発表されたキリンチャレンジカップ2019に挑む日本代表メンバーにも、選ばれることはなかった。

 だが、コパ・アメリカに挑むメンバーに招集される可能性が非常に高いということに変わりはないだろう。堂安律や中島翔哉、久保建英などサイドハーフを主戦場とする選手は現在の日本代表に数多くいるが、そこに割って入ってもなんら不思議ではない。それだけの実力を鹿島の「10番」は持っている。

 ブラジル行きの切符を掴んだとすれば、南米の屈強な選手相手にどこまで力を発揮できるのか、大いに期待したい。

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