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岩田智輝、ウルグアイ戦出場へ意気込み。「通用する部分を収穫にしたい」【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

岩田智輝
岩田智輝【写真:Getty Images for DAZN】

 ブラジルで開催中のコパ・アメリカ2019(南米選手権)に出場している日本代表は、現地時間20日にグループステージ第2節のウルグアイ戦に臨む。DF岩田智輝が代表デビューに向けての意気込みを語った。

 17日に行われた大会初戦では、日本代表は2連覇中の王者チリと対戦して0-4の大敗を喫する結果となった。先発6人を含めた8人がこの試合で代表デビューを飾ったが、ベンチに入った岩田には出場の機会は訪れなかった。

 ピッチサイドから見守った試合について、「やっぱりすごく上手いなと思いましたし、サッカーのゲームの運び方というのはすごく上手いなと思いました」と岩田はコメント。前半終了間際や後半立ち上がりなど、ここぞというタイミングでチャンスを逃さない南米強豪の試合巧者ぶりに賛辞を送った。

「やっぱりお互いがコミュニケーションを取って、もっと深めていかないといけないのかなと思いますね。ひとつひとつのプレーでミスしないように。簡単にボールを失っていたら、やっぱり相手に簡単に攻撃されて自分たちが苦しくなるだけなので、どれだけボールを大事にできるかだと思います」と今後の改善に向けたポイントを挙げた。

 次のウルグアイ戦で出場機会を得られたとすれば、対面のニコラス・ロデイロらと戦うことになる。「自分のところで止められればいいですけど、1対1で止められなかったらチームで止める。センターバックのカバーだったりを意識したいなと思います」と対応の見通しを述べた。

 世界レベルの強豪との対戦の機会が大きな経験となることは間違いない。「やっぱりそういう経験ができるというのはすごく大きいですし、やられるだけじゃなくて、いかに自分がチャレンジをして、どこが通用したのかという部分をちゃんと収穫したいなと思います」と出場を楽しみにする様子をみせている。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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