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日本対ウルグアイのPK判定に南米メディアも疑問。チリのレジェンドも「茶番だ!」【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images

エディンソン・カバーニ
ウルグアイのエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】

【日本 2-2 ウルグアイ コパ・アメリカ2019】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループステージC組第2節のウルグアイ代表対日本代表戦が現地時間20日に行われ、2-2のドローに終わった。この試合でのPK判定に対しては、南米メディアなどから疑問の声も上がっている。

 25分に三好康児のゴールで日本代表が先制した数分後、ゴール前でシュートを試みたエディンソン・カバーニに対して植田直通が対応。ファウルは取られず一旦プレー続行となったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認の結果、植田が足の裏をみせていたとしてウルグアイにPKが与えられた。

 この試合でVAR担当審判を務めていたのはペルーのディエゴ・アロ氏。ペルーメディア『エル・ボコン』は、「ディエゴ・アロがVARによる疑問のPKの主役に」と自国の審判が絡んだ判定について伝えている。

 コロンビア『FutbolRed』も「PKだった?」と判定に疑問を呈した。チリのレジェンドであるイバン・サモラーノ氏は自身の公式ツイッターアカウントで、泣き笑いの絵文字を並べつつ「VARは茶番だ!」とコメントしている。

 逆に、後半に中島翔哉が左サイドでの突破を試みて倒された場面では日本にPKが与えられるべきだったとの見方もある。ペルー『オバシオン』は「日本のPKになる可能性もあった疑問のプレーに対してアロとVARは確認しなかった」と述べた。

 メキシコ『クアドラティン』も2つの判定に言及。「ウルグアイに疑問のPKが与えられ、日本には明らかなPKが与えられなかった」とジャッジについての見解を述べている。

【了】

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