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冨安健洋、ウルグアイ戦を再度反省「ただいるだけでは意味がない」【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
冨安健洋【写真:Getty Images】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)に出場している日本代表は22日、グループステージ最終節のエクアドル戦に向けてトレーニングを行った。DF冨安健洋が改めてウルグアイ戦を振り返っている。

 冨安はウルグアイ戦のあと、「何もできなかった」といった趣旨のコメントを残していた。これについて同選手は、「失点に絡んだっていうのもそうですけど、シンプルに90分通してやりたいことをやらせてもらえなかった感じです」という印象だった。

 さらに冨安は「ラインを高く保つことはできましたけど、そこからボールにアタックすることができていなかった」とコメント。「ボールに戦いに行かないと僕の良さは出ないし、ただいるだけみたいな感じでも意味がない」と反省点を語っている。

 また、精神的にも改善の余地はありそうだ。「1失点目のところで体をぶつけられて競れずに後ろに流れてからPKになった。そこから僕自身、ネガティブになってしまった部分がある。あとから映像を見て、ネガティブになる必要もなかったかなと思ったので、ポジティブに強気にやるというのが次の試合への課題」と述べている。

 ウルグアイ戦で勝ち点1を手にした日本だが、守備は2試合で6失点。DFとしては、当然満足できる結果ではない。エクアドル戦に向けて冨安は「先制点が大事になってくる。後ろは6失点しているので、それはちょっと厳しい結果ですし、ゼロに抑えたいという気持ちは強い」と語った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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