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FC東京、首位堅持で前半戦折り返し。横浜FMとの首位攻防戦に4-2勝利

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

FC東京
FC東京【写真:Getty Images for DAZN】

【FC東京 4-2 横浜F・マリノス J1第17節】

 明治安田生命J1リーグ第17節のFC東京対横浜F・マリノス戦が29日に行われ、ホームのFC東京が4-2の勝利を収めた。

 今季序盤から首位を快走してきたFC東京だが、前節までに初の連敗を喫してここ4試合で1勝3敗と低調。2位に浮上してきた横浜FMに2点差以上の敗戦を喫したとすれば首位から陥落する状況に置かれていた。

 リーグ最多得点を誇る横浜FMは前半15分に先制点を奪う。右サイド深い位置へのパスで抜け出した仲川輝人がクロスを折り返し、中央へ抜けたボールをマルコス・ジュニオールが押し込んだ。出場停止明けのM・ジュニオールはチームメートのエジガル・ジュニオに並んで得点ランク首位タイとなる今季8点目のゴール。

 だがFC東京もそのわずか2分後に同点に追いついてみせる。ナ・サンホが放った低いシュートはGK朴一圭のほぼ正面だったが、キャッチしそこねたボールはネットに転がり込んだ。

 さらに38分、FC東京は相手CKから一気にカウンター。GKからのボールを左サイドで受けた高萩洋次郎が前線へロングボールを送り、抜け出した永井謙佑がGKの頭上を抜くループシュートを決めて逆転のゴールを奪う。

 1点リードで折り返したFC東京はさらに65分、再び高萩からのボールで永井が左サイドへ抜け出すと、ゴールライン際まで持ち込んで絶妙な浮き球クロス。ファーポストのディエゴ・オリヴェイラが頭で押し込んで3-1と突き放す。

 7試合ぶりのゴールを挙げたD・オリヴェイラは62分にも永井のシュートがGKに弾かれたこぼれ球を押し込んで自身2点目。横浜FMの2人を上回り得点ランク単独首位に躍り出る今季9点目のゴールとなった。

 83分には仲川のゴールで横浜FMが1点を返したが、それ以上の反撃はならず4-2で試合終了。今季最多得点での勝利で勝ち点差を6に広げたFC東京が首位でシーズン前半戦を折り返した。

【得点者】
15分 0-1 マルコス・ジュニオール(横浜FM)
17分 1-1 ナ・サンホ(FC東京)
38分 2-1 永井謙佑(FC東京)
55分 3-1 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
62分 4-1 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
83分 4-2 仲川輝人(横浜FM)

【了】

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