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欧州各国リーグ、移籍まとめ。19/20シーズンへ、新天地を求めた選手は?【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

タンギ・エンドンベレ

タンギ・エンドンベレ
リヨンからトッテナムへ移籍を果たしたタンギ・エンドンベレ【写真:Getty Images】

MF:タンギ・エンドンベレ(フランス代表)
生年月日:1996年12月28日(22歳)
リヨン→トッテナム(移籍金:約85億円)
昨季リーグ戦成績:34試合出場/1得点7アシスト

 名門・リヨンで印象的な活躍を見せていた22歳のMF。豊富な運動量と恵まれたフィジカルを生かして90分間上下動を繰り返すボックストゥボックス型の選手であり、攻守両面でチームに大きく貢献できる存在だ。また、ボール奪取能力にも長けており、そのプレースタイルは同国代表の先輩でもあるエンゴロ・カンテを彷彿とさせるものがある。昨年10月にはフランス代表初招集を受け、親善試合のアイスランド代表戦でデビューも飾るなど、着実に力を付け始めている。

 2018/19シーズンはリーグ戦34試合で1得点7アシストの成績を収めるなどクラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献したタンギ・エンドンベレ。その活躍が認められ、同選手は来季からトッテナムでプレーすることが決まった。今夏の積極的な補強をすでに開始している同クラブは、フランス代表MFに6000万ユーロ(約73億円)という移籍金と、そこにボーナスとして1000万ユーロ(約12億円)が加わった総額7000万ユーロ(約85億円)を用意し、獲得に至ったという。これはダビンソン・サンチェスの獲得に要した4200万ポンド(約57億円)を上回ってトッテナム史上最高額となった。期待の高さは十分に表れていると言えるだろう。

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