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欧州各国リーグ、移籍まとめ。19/20シーズンへ、新天地を求めた選手は?【編集部フォーカス】

2018/19シーズンの欧州各国リーグが幕を閉じ、現在はそれぞれのチームが来季に向け積極的に補強を行っている最中だ。すでに新天地に活躍の場を求めた選手も何名かおり、世界中を賑わせている。フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちをピックアップした。今回はこの5人(移籍金は『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

エデン・アザール

エデン・アザール
チェルシーからレアル・マドリーへ移籍したエデン・アザール【写真:Getty Images】

FW:エデン・アザール(ベルギー代表)
生年月日:1991年1月7日(28歳)
チェルシー→レアル・マドリー(移籍金:約156億円)
昨季リーグ戦成績:37試合出場/16得点15アシスト

 世界屈指のドリブラーであり、ベルギー代表、そしてチェルシーで別格の輝きを放ってきたエデン・アザール。緩急を巧みに使いこなしたそのドリブルはもはや止めることが困難なほど鋭く、そして恐ろしい。ゴール前で発揮する落ち着きぶりと決定力も抜群であり、一人で局面を打開してしまうなど相手ディフェンスからするとかなり厄介な存在となっている。

 チェルシーではプレミアリーグやヨーロッパリーグなど実に6度のタイトル獲得に貢献してきた同選手。2018/19シーズンもリーグ戦で37試合16得点15アシストを記録するなどクラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献している。しかし先月7日、アザールは兼ねてより移籍を希望していたレアル・マドリーへの加入を正式に発表したのである。移籍金は公表されていないが、スペインメディアなどによると1億ユーロ(約130億円)+2000万ユーロ(約26億円)のボーナスと見られているという。クリスティアーノ・ロナウドを失い2018/19シーズンは低迷したマドリーであったが、アザールは復活への象徴となれるだろうか。

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