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ダビド・ビジャ、J1で10得点一番乗り。キャリア19年で驚異の18回二桁得点

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ダビド・ビジャ
ヴィッセル神戸のダビド・ビジャ【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第18節の清水エスパルス対ヴィッセル神戸戦が行われ、ホームの清水が2-1で勝利を収めた。神戸は敗戦に終わったものの、FWダビド・ビジャは今季J1で二桁得点一番乗りとなる10ゴール目を記録している。

 清水が先制した3分後の前半29分、ビジャは古橋亨梧からのロングフィードを受けてゴール前に抜け出すと、巧みなダブルタッチでGKをかわしながらそのまま左足シュートを流し込んだ。

 ビジャはこれで今季J1で16試合に出場して10点目のゴール。7日にガンバ大阪と対戦するFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラ、6日の試合で1ゴールを挙げた横浜F・マリノスのFWエジガル・ジュニオを1点差で抑え、暫定で得点ランク単独首位に立っている。

 ビジャにとってはプロキャリア19年目で実に18回目のリーグ戦二桁ゴール達成となった。負傷による長期離脱があったバルセロナでの2011/12シーズン(5得点)が唯一の例外であり、それ以外の全てのシーズンで二桁得点を挙げている。

 18歳でスポルティング・ヒホンBにデビューした2000/01シーズンにはセグンダB(スペイン3部)で13得点。続いてトップチームでは2部で2シーズンを過ごし38ゴールを挙げた。その後レアル・サラゴサ、バレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリーでリーガ1部を戦い、11シーズンで10回の二桁得点を記録した。

 続いてオーストラリアのメルボルン・シティで4試合のみ出場(2得点)したあと、MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティでもコンスタントに4年連続で15ゴール以上を挙げた。スペイン代表の歴代最多得点者でもある男は、37歳で加入したJリーグでも衰えぬ得点力を発揮し続けている。

【了】

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