三好康児、世界を驚愕させた男もマリノスでは…。苦境を乗り越えるために、求められることは?【コパ・アメリカに挑んだ若き日本代表の今(1)】

ブラジル代表の優勝で幕を閉じたコパ・アメリカ2019(南米選手権)。東京五輪世代の選手中心に挑んだ日本代表は、グループリーグを2分1敗で終え、ベスト8入りを逃している。それでも、若い選手たちにとっては収穫の多い大会となったに違いない。そんな彼らはコパ・アメリカというビッグトーナメントを経て、現在は所属クラブでどのような時を過ごしているのか。第1回は横浜F・マリノスのMF三好康児。(取材・文:元川悦子)

2019年07月18日(Thu)10時20分配信

シリーズ:コパ・アメリカに挑んだ若き日本代表の今
text by 元川悦子 photo Getty Images,Shinya Tanaka
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「コパに行く前から同じ扱いだった」(三好康児)

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コパ・アメリカ2019に出場した三好康児。ウルグアイ戦では2得点を叩き出した【写真:田中伸弥】

 仲川輝人のゴールがオフサイドか否かで物議を醸し、9分間あまりの中断の後、得点が認定された13日の横浜F・マリノス対浦和レッズ戦。直後にオウンゴールを食らって2-1と追い上げられた後、アンジェ・ポステコグルー監督が満を持して投入したのが、背番号41をつける三好康児だった。

「オープンな展開だったので、チャンスはあると思っていました。自分が入れば得点を取りに行くことをつねに考えてますし、自分が入る理由っていうのは攻撃の部分。入る時間に関係なく、つねにゴールは狙っています」

 マルコス・ジュニオールに代わってトップ下に入った22歳のアタッカーは貪欲に前へ前へと突き進んだ。

 それが結実したのが、後半39分に自らのドリブルシュートからPKを得た場面。ブロックした槙野智章はハンドだったとは認めていないものの、微妙な判定でも三好のシュートが迫力十分だったのは確か。これがエジガル・ジュニオのダメ押し点となり、横浜は3-1で勝利。首位・FC東京に肉薄する格好となった。

 このシーンに象徴される通り、最近の三好はスーパーサブとして起用されることが多い。直近のJ1スタメン出場は5月11日のセレッソ大阪戦。それ以降、2ヶ月間はずっとベンチスタートが続いている。

 6月のコパ・アメリカ2019(南米選手権)参戦後、コンディション面などの理由で先発を外れたり、ベンチ外になる選手も少なくない中、彼の場合は「コパに行く前から同じ扱いだった」と淡々と言う。

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