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宇佐美貴史がG大阪復帰戦で土壇場同点弾。2位横浜FMは神戸下し3連勝

text by 編集部 photo by Getty Images

宇佐美貴史
宇佐美貴史【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第20節が20日に各地で行われている。18時キックオフの試合では松本山雅FCとサンフレッチェ広島、名古屋グランパスとガンバ大阪、ヴィッセル神戸と横浜F・マリノスがそれぞれ対戦した。

 松本対広島戦は前半をスコアレスで折り返したあと、51分に柏好文のゴールでアウェイの広島が先制。だが70分、ポルトガル移籍も噂される前田大然が田中隼磨からのクロスに合わせて同点ゴールを奪い、1-1の同点とする。

 85分にはロングボールを受けて抜け出したパトリックのゴールで広島が勝ち越し。そのまま勝利を収めるかに見えたが、土壇場の95分にパウリーニョが決めて松本が再び追いつき、2-2のドローに持ち込んだ。

 今節から夏の新戦力の出場が可能となり、名古屋はFC東京から移籍の太田宏介が先発。一方G大阪もドイツから戻ってきた宇佐美貴史が先発に名を連ね、逆にオランダ移籍前のラストゲームとなる18歳中村敬斗も先発した。

 試合は開始わずか4分、前田直輝のゴールで名古屋が先制するも、8分にはアデミウソンが決めて同点。前半終了間際の44分には宮原和也の得点で名古屋が勝ち越して前半を折り返した。

 アディショナルタイムに入った91分、宇佐美がさっそくの結果を出してチームを救う。小野瀬康介からのクロスにヘディングで合わせて同点弾を叩き込み、試合は2-2のドローに終わった。

 横浜FMは前半38分、仲川輝人からのラストパスにエジガル・ジュニオが右足で合わせて神戸から先制点を奪う。E・ジュニオは得点ランク単独首位に躍り出る11点目のゴール。

 さらに78分には仲川がGKに倒され、横浜FMがPKを獲得。マルコス・ジュニオールがこれを成功させ、2-0の勝利を収めた横浜FMは3連勝を収めた。暫定ではあるが勝ち点で首位のFC東京に並んでいる。

【了】

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