リバプール、躍進を支えた裏方の功績。W杯開催年を乗り切ったその手腕が戦力UPのカギに【18/19シーズン総括(13)】

2019年07月24日(Wed)11時21分配信

シリーズ:18/19シーズン総括
text by 内藤秀明 photo Getty Images
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若手の成長も鍵に

 またバイエルン時代には、トーマス・ミュラーの肉体改造にも成功したというコーンマイヤーは、ドイツの強豪で若い選手のフィジカル面のプロファイリングと成長を補助してきた実績がある。というのもルイス・ファン・ハールによって、トップチームに引き上げられる前まではアンダーカテゴリーで仕事をしていたからだ。

 今季のリバプールは即戦力の補強はしない可能性が高い。アレックス・オクスレイド=チェンバレンが、昨季終盤に長期離脱から復帰したため「実質補強」とする考えもあるだろうが、基本的に戦力を上積させるにはアカデミーの選手を成長させるしかない。現在リバプールには、リアン・ブリュースター、ベン・ウッドバーン、カーティス・ジョーンズなど、期待の若手が数多く在籍している。ただ10代の選手の多くはまだまだ線が細い。リバプールのハードなサッカーに適応するにはなおさらフィジカル面での向上が必要だ。

 いずれにしても、既存戦力のコンディショニング、アカデミーの選手の身体的な成長が鍵になるシーズンになるだろう。ただリバプールには昨季の難しい仕事を完遂したスタッフがいる。彼らが去年同様に素晴らしい仕事をすることができれば、悲願のリーグ制覇が見えてくるはずだ。

(文:内藤秀明)

【了】

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