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33歳興梠慎三が古巣相手にバースデーゴール。浦和と鹿島は1-1ドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
浦和レッズ【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-1 鹿島アントラーズ J1第16節】

 明治安田生命J1リーグ第16節の浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦が31日に行われ、1-1で引き分けた。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の影響で日程が変更されていた一戦。そのACLでもともに準々決勝まで勝ち進んでおり、さらにルヴァン杯準々決勝でも対戦することが決まった両チームが激突した。

 序盤には両チームに決定機が相次ぐ。2分にはCKからのボールに合わせたセルジーニョのヘディングがクロスバーを直撃。3分には武藤雄樹からの折返しを受けた興梠慎三が至近距離からのシュートを外してしまい、その2分後にも左クロスに合わせたエヴェルトンが決定的なシュートを大きく浮かせてしまった。

 その後も両チームが積極的に攻め合うも、なかなかゴールは生まれない。0-0のまま前半を折り返し、後半も30分を過ぎたところから試合は動き始めた。

 77分、セルジーニョのスルーパスで抜け出した土居聖真が右サイドからクロスを上げると、ファーポストに飛び込んだ伊藤翔がヘディングで合わせる。GK西川周作が空中で弾き出す前にボールはゴールラインを割っており、鹿島が先制点を奪った。

 だが浦和も反撃。88分、交代出場の山中亮輔が左サイドからクロスを入れ、興梠が強烈なヘディング弾を叩き込む。この日33歳の誕生日を迎えたベテランは古巣相手のバースデーゴールとなった。

 鹿島は前倒しでの加入が決定した日本代表FW上田綺世を89分からの交代でデビューさせるも、それ以上の得点は生まれないまま5分間のアディショナルタイムを終了。勝ち点1を分け合う結果となった。

【得点者】
77分 0-1 伊藤翔(鹿島)
88分 1-1 興梠慎三(浦和)

【了】

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