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横浜FMと浦和のサポーター衝突でJリーグから処分。両クラブに制裁金200万円

text by 編集部 photo by Getty Images

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Jリーグ【写真:Getty Images】

 J1の横浜F・マリノスと浦和レッズの両クラブ一部サポーター間においてトラブルが発生した問題に対し、Jリーグから制裁が下された。22日に制裁内容の発表が行われている。

 トラブルが発生したのは7月13日に日産スタジアムで開催された明治安田生命J1リーグ第19節の試合。試合前に浦和サポーターが横断幕掲出禁止エリアに横断幕を掲出したことをきっかけに、横浜FMサポーターがビジター側スタンドに詰め寄って両サポーターが揉み合いとなり、その際に負傷者も出た。

 Jリーグはこの問題について、横浜FMがJリーグ規約第51条第1項、第2項、第3項に違反、浦和が同規約第51条第4項に違反したと判断。両クラブに対してそれぞれけん責および制裁金200万円の処分を科すことを決定した。

 制裁の理由として、ホームの横浜FMに対しては警備体制の不備、自クラブサポーターをコントロールできなかったことが挙げられている。浦和も同様に自クラブサポーターをコントロールできなかったことに加え、今回の騒動の原因にもなった横断幕掲出ルール違反を今年だけで4回繰り返していることも強調されている。

 浦和はJリーグからの制裁に加え、当該サポーターへの厳重注意を行ったこと、サポーターに対してルール遵守を求める取り組みを引き続き続けていくこと、立花洋一代表の役員報酬自主返納(10%・5ヶ月)などの対応・処分も合わせて発表した。横浜FMは今月2日に、警備体制の見直しや、主導したサポーター1名に対する8試合入場禁止処分などを発表していた。

【了】

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