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長友佑都、1得点の大迫勇也を大絶賛。「ビッグクラブでどれだけやれるのか見たい」

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

【日本 2-0 パラグアイ キリンチャレンジカップ2019】

 キリンチャレンジカップ2019、日本代表対パラグアイ代表の試合がカシマサッカースタジアムで行われ、日本が2-0で勝利した。試合後には長友佑都が取材に答えた。

冒頭長友は「今日いい試合できましたね。特に前半アグレッシブでみんなが戦ってて、距離感もよく、右も左もうまく幅も使いながらいいサッカーできたなと思います。前半特に相手もインテンシティーもね、結構球際も強く来てたんで、いい親善試合になりましたよね」と試合を振り返った。

攻撃陣のコンビネーションの良さが光った事については「(堂安)律も(中島)翔哉もうまく中に入ってバイタルのエリアだったり、中途半端な位置に入ってくれてたんでねまあああなるといいポジション取れると回りますよね。彼ら技術も高いし。サコ(大迫勇也)もあれだけキープできて、南野(拓実)も周りを動きながらみんなが連携取れてますよ。意思の疎通と言いますかね、意識がつながってる感じしますね。彼ら見てると」と分析した。

そんな好調な攻撃陣の中でも大迫勇也のパフォーマンスには高い評価をしている長友。「もう何歳ですか、サコは。29か。ちょっともうブレーメンでも結果残してね。まあ残してますけど、もっと残してね、ビッグクラブに行くくらいの、行ってほしいですよ。そのくらい貪欲にやってほしいと思いますね。彼、たぶん相当レベル高いですよ。だからもっとレベル高いところで。ブレーメンも高いですし、ドイツも高いですけどね、ビッグクラブでどれだけやれるのかっていうのは正直、僕は見たいですけど」

23分の先制点に繋がる場面については「完全にキックミスですよ。でも敵に当たってすごいいいボールになるってことは、まだ長友持ってるなと思いますよ」と笑いながら振り返った。

続けて「ああいうのは軌道変わってるんですよね、難しいと思うんですよ。目の前で敵に当たって軌道変わってそれをうまく合わせるっていうのは。だから僕もあそこ大迫でよかったなと思いますよ。あれたぶんなかなか難しいですよ。あれ簡単に見えて。大迫様様ですよ」と改めて大迫に感謝を示した。

10日にはアジア2次予選のミャンマー代表戦が待っている。「今日、まあまあいい試合だったんですけどね、ミャンマーはそうはいかないですよね。相手引いて守ってっていうところになってくるんで、全然サッカーが違いますよね。だから今日でうまく行ったなとみんな一喜一憂してたら足元をすくわれるなっていうふうには思いますね。危機感はありますよ、すごく」と語る長友は既に次の試合に向け集中しているようだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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