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森保監督、勝利に安ども2点止まりは課題。久保投入は「もう1点取るためだった」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

森保一
日本代表の森保一監督【写真:田中伸弥】

【ミャンマー 0-2 日本 カタールワールドカップ・アジア2次予選 第1節】

 2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選F組第2節のミャンマー対日本戦が10日に行われ、アウェイの日本代表が2-0で勝利を収めた。森保一監督は試合後に勝利を喜びつつ、今後への課題も挙げている。

 日本代表は前半16分に中島翔哉のゴールで先制。26分にも南野拓実がゴールを奪い順調にリードを広げる。その後も優位に試合を進め、追加点こそ奪うことはできなかったが勝ち点3を獲得して白星発進を切った。

「準備の段階から簡単ではなかったですけど、選手たちがまずは難しい初戦をきっちり勝ってくれたこと、無失点で勝てたことは良かったと思います」と指揮官は、白星発進という最大の目標を達成したことには安どした様子を見せている。

 しかし、「追加点を取って完全にゲームを終わらせることもできたと思いますので、そこは次への課題としてやっていきたいと思います」と3点目が奪えなかったことは悔やんだ。最後の交代選手として久保建英を起用したことについても「もう1点取るために送り出しました」と述べたが、その狙いは果たせなかった。

 ここから予選突破に向けて長い戦いが続いていく。「ワールドカップへの道は厳しく険しい道だと思います。ただこれまでやってきた通り、一戦一戦ベストを尽くして最善の準備をして戦っていきたいと思います」と森保監督は意気込みを示した。

【了】

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