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鹿島、FC東京との大一番に2-0で勝利。勝ち点差はわずか1ポイントに!

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】

【鹿島アントラーズ 2-0 FC東京 J1第26節】

 明治安田生命J1リーグ第26節の鹿島アントラーズ対FC東京戦が14日に行われ、ホームの鹿島が2-0で勝利を収めた。

 今季序盤から首位を走り続けてきたFC東京に対し、追い上げを見せてきた2位のアジア王者鹿島。両チームの勝ち点差は4ポイントという状況で、タイトル争いの行方を大きく左右する直接対決を迎えた。

 キックオフ直後にはFC東京がゴールに迫ったが、前半2分に早くも先制点を奪ったのはホームの鹿島。右CKからレオ・シルバの上げた柔らかいクロスにブエノが合わせ、ヘディングでのシュートをゴール左へ送り込んだ。ブエノは今季初得点となる。

 その後は主に中盤での拮抗した攻防が続く。鹿島は23分にも左CKにブエノがヘディングで合わせたが、大きくバウンドしたボールはクロスバーの上へ。FC東京には大きなチャンスのないまま、鹿島が1-0のリードで前半を折り返した。

 後半は立ち上がりからFC東京が猛攻を繰り出し決定機を生み出すが、シュートの精度を欠いて同点ゴールを奪えない。51分にはカウンターから東慶悟がシュートに持ち込むもクォン・スンテがセーブ。続いて永井謙佑や室屋成がフリーで放ったシュートはいずれも大きく枠を外れた。

 劣勢をしのいだ鹿島は78分に大きな追加点。エリア手前でパスを受けたセルジーニョが豪快な左足ミドルをゴール左に突き刺した。そのまま鹿島が2-0で大一番を制している。

 今季J1は残り8試合となったところで、首位FC東京と2位鹿島の勝ち点差はわずか1ポイントに。“アウェイ8連戦”をまだ5試合残していることもあり、FC東京は正念場を迎えている。

【得点者】
2分 1-0 ブエノ(鹿島)
78分 2-0 セルジーニョ(鹿島)

【了】

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