え? もう? 新シーズン早々に解任された主要監督5人。昨季タイトル獲得、国内2冠をもたらした人物さえも…【編集部フォーカス】

欧州各国リーグの2019/20シーズンが幕を開け、およそ1ヶ月が経過する。まだまだ先は長いが、開幕からスタートに成功したクラブ、失敗したクラブが徐々に浮き彫りとなってきている。そんな中、すでに監督交代に踏み切ったクラブも現れ始めてきた。今回フットボールチャンネル編集部では、新シーズンが始まったばかりにもかかわらず、早々に解任されてしまった指揮官を欧州の主要クラブから5人紹介する。

2019年09月27日(Fri)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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マルセリーノ・ガルシア

マルセリーノ・ガルシア
バレンシアの監督を解任されてしまったマルセリーノ・ガルシア【写真:Getty Images】

マルセリーノ・ガルシア(スペイン)
生年月日:1965年8月14日(54歳)
2019年9月11日 バレンシア監督解任

 スペイン人のマルセリーノ・ガルシアは、これまでにもビジャレアルやセビージャといった国内の数多くのクラブを率いた経験を持つ実力派監督だ。バレンシアの指揮官に就任したのは2017年からであり、以降クラブのリーダー的存在として選手からも厚い信頼を得ていたという。

 2016/17シーズンにリーグ戦で12位に終わるなど低迷していたバレンシアだが、マルセリーノ監督が就任した2017/18シーズンには4位にまで順位を回復。同指揮官はクラブにいきなりチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたのだ。

 こうしてサポーターの信頼も掴み取ったマルセリーノ監督は、2018/19シーズンにも大仕事をやってのける。リーグ戦では4位に食い込み、ヨーロッパリーグ(EL)ではベスト4進出、そしてクラブに2007/08シーズン以来となるコパ・デル・レイのタイトルをもたらしたのである。

 迎えた2019/20シーズン、マルセリーノ監督はバレンシアを率いて3年目の冒険をスタートさせていた。リーグ戦では開幕から3試合で1勝1分1敗とやや出遅れた印象は否めなかったが、それほどチーム状況は深刻ではなかった。しかし、今月11日にクラブは突如としてスペイン人指揮官を解任することを発表。バレンシアサポーターのみならず、世界中が驚かされたのである。

 スペイン紙『マルカ』によると、解任の理由はコパ優勝にあったという。クラブはCL出場権獲得を最大の目標としており、フロント側はリーグカップ戦からの早期敗退を望んでいたとされている。最終的にはリーグ戦で4位に入り今季のCL出場権を獲得したものの、コパを最後まで戦い抜いたことでクラブとマルセリーノ監督の関係性が悪化したという。

 マルセリーノ監督は後に、オーナーからコパ優勝に関するお祝いは「一切なかった」とも明かしている。なんとももったいない解任劇にも思えるが…。

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