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ガンバ、宇佐美貴史2発などで快勝し残留王手。ベルマーレは5連敗で苦境続く

text by 編集部 photo by Getty Images

宇佐美貴史
ガンバ大阪の宇佐美貴史【写真:Getty Images】

【湘南ベルマーレ 0-3 ガンバ大阪 J1第30節】

 明治安田生命J1リーグ第30節の湘南ベルマーレ対ガンバ大阪戦が3日に行われ、アウェイのG大阪が3-0で勝利を収めた。

 今節は土曜日までに他の8試合を終え、1試合のみ日曜日開催となった。湘南は4連敗でプレーオフ圏の16位に後退しており、一方のG大阪もその湘南とわずか4ポイント差。J1残留に向けてともに勝ち点を必要としていた。

 前半3分にアデミウソンのシュートがポストを叩くなど序盤から積極的に仕掛けたG大阪は10分に先制点を奪う。右CKから宇佐美貴史がクロスを上げると、湘南DFが頭でクリアを試みたボールに小野瀬康介が反応し、ダイレクトボレーで右足シュートを蹴り込んだ。

 G大阪は前半終了間際にかけて再び攻撃の手を強め、アディショナルタイムには追加点。エリア手前で遠藤保仁からのパスを受けた宇佐美がDFをかわしながら持ち込み、右足で強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。

 さらに後半立ち上がりにも再び宇佐美が決めてリードを広げる。自陣からのロングボールを受けてペナルティーエリアに侵入し、今度は左足で豪快にフィニッシュ。宇佐美にとっては約4年ぶりの1試合2得点となった。

 3点のリードを奪ったG大阪は余裕を持って後半を進め、そのままタイムアップ。勝ち点を38に伸ばし、次節にも残留を数字的に確定できる状況となった。湘南は大量失点での敗戦が続き、厳しいシーズン終盤を迎えている。

【得点者】
10分 0-1 小野瀬康介(G大阪)
45+1分 0-2 宇佐美貴史(G大阪)
50分 0-3 宇佐美貴史(G大阪)

【了】

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