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フロンターレ、2-0勝利で4試合負けなし。浦和レッズは残留へ向け痛い連敗

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 0-2 川崎フロンターレ 明治安田生命J1リーグ第32節】

 明治安田生命J1リーグ第32節、浦和レッズ対川崎フロンターレが5日に行われた。試合はアウェイの川崎Fが2-0の勝利を収めた。

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦のアル・ヒラル戦を控える浦和はターンオーバー制を採用。ワントップにはマルティノスを起用。シャドーには汰木康也と柏木陽介が入った。対する川崎Fはレアンドロ・ダミアンがワントップに入り、トップ下には脇坂泰斗が起用された。

 先制したのはアウェイの川崎F。35分、齋藤のクロスをマウリシオがクリア。これを守田がヘディングでペナルティエリア中央手前の脇坂へ。脇坂は上手く反転し、右足を一閃。低い弾道のボールはゴール右に突き刺さった。

 1点が欲しい浦和は76分、柏木が右コーナーキックを蹴ると、ニアで守田がヘディングでクリア。だが、守田の手に当たったようにも見え、柏木が抗議するも判定は覆らなかった。

 直後の78分、右サイドで家長からのパスを受けた守田が中央へクロスを供給。ファーサイドから走り込んできた小林がヘディングでゴールに突き刺した。小林がルヴァンカップ決勝に続き、途中出場で決定的な仕事をした。試合はこのまま終了し、川崎Fが2-0で勝利を収めた。

 勝利した川崎Fは4試合負けなし。逆転優勝に向け望みをつないだ。敗れた浦和は残留へ向け痛い連敗。ACL決勝を控える浦和は、他チームと1試合または2試合消化が多い状況。残り2試合で勝ち点は36となっていて、2試合消化の少ない自動降格圏内の17位松本山雅FCとは勝ち点6差となっており、残留に向け厳しい状況となっている。

【得点者】
35分 0-1 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
78分 0-2 小林悠(川崎フロンターレ)

【了】

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