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J1昇格プレーオフ圏争いは今季も大混戦! 6チームが3枠を争う状況で最終節へ

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
J2のプレーオフ圏争いは最終節へ【写真:Getty Images】

 明治安田生命J2リーグ第41節の試合が16日に各地で開催された。J1昇格に向けたプレーオフ圏となる6位以内の確保に向けた争いは、混戦のまま最終節へもつれ込んでいる。

 2位以内での自動昇格を争う横浜FCと大宮アルディージャはすでに6位以上を確定済み。残り3つとなるプレーオフ枠を、前節終了時点でわずか2ポイント差にひしめく6チームが争っていた。

 13時キックオフの試合では4位のモンテディオ山形が山岸祐也のハットトリックによりレノファ山口FCに3-2の逆転勝利。プレーオフ圏内を維持して最終節を迎えることを一足先に決めた。

 続いて14時キックオフの試合では7位のヴァンフォーレ甲府がFC岐阜に3-1、8位の京都サンガF.C.がジェフユナイテッド千葉に1-0でそれぞれ勝利を収め、暫定でプレーオフ圏内へ浮上。一方9位のファジアーノ岡山は横浜FCに0-1で敗れる結果に終わった。

 15時キックオフの試合では、前節時点で山形と並んでいた4位タイの水戸ホーリーホックが鹿児島ユナイテッドFCに0-1で敗戦。6位の徳島ヴォルティスは東京ヴェルディを2-1で下し、京都を押し出す形でプレーオフ圏に再浮上した。

 今節の結果により、勝ち点70の山形と徳島、勝ち点68の甲府が6位以内で最終節を迎える。京都は得失点差で甲府に劣り7位、水戸はその両チームに1ポイント差で8位となっている。岡山も数字上は6位浮上の可能性を残しているが、勝ち点だけでなく上位チームとの大きな得失点差も覆す必要があり非常に厳しい状況となる。

 最終節は24日に全試合同時刻開催で行われる。J1昇格へ前進を果たすのはどのチームになるのだろうか。

▼J2順位表(上位)
1. 勝ち点81(得失点差+40) 柏レイソル
2. 勝ち点76(得失点差+24) 横浜FC
3. 勝ち点74(得失点差+22) 大宮アルディージャ
4. 勝ち点70(得失点差+20) モンテディオ山形
5. 勝ち点70(得失点差+19) 徳島ヴォルティス
6. 勝ち点68(得失点差+22) ヴァンフォーレ甲府
7. 勝ち点68(得失点差+15) 京都サンガF.C.
8. 勝ち点67(得失点差+18) 水戸ホーリーホック
9. 勝ち点65(得失点差+3) ファジアーノ岡山

▼J2最終節 プレーオフ圏争い関連カード
モンテディオ山形 vs FC町田ゼルビア
水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山
柏レイソル vs 京都サンガF.C.
横浜FC vs 愛媛FC
ヴァンフォーレ甲府 vs FC琉球
ツエーゲン金沢 vs 大宮アルディージャ
徳島ヴォルティス vs レノファ山口FC

【了】

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