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仲川輝人、待望の日本代表初出場も無得点「もっと貪欲に結果を求めていければよかった」【E-1サッカー選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

仲川輝人
日本代表デビューを飾ったFW仲川輝人【写真:Getty Images】

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【日本 5-0 香港 EAFF E-1サッカー選手権第2戦】

 EAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会の第2戦が14日に行われ、日本代表は香港代表と対戦して5-0の大勝を収めた。

 FW小川航基がハットトリック、FW田川亨介も日本代表初ゴールを決めるなど、前線で若いアタッカーたちが結果を残した一方で、待望の日本代表デビューを飾ったFW仲川輝人はノーゴールに終わった。

 横浜F・マリノスのJ1制覇に大きく貢献し、今季のJリーグMVPと得点王を獲得した27歳は、相手の徹底マークに遭ってなかなか力を発揮しきることができなかった。

「相手もマンマークでシャドーについてきていたので、そこはしょうがないかなと思いつつ、チャンスがあるときにうまく絡んでいくことを意識しました」という仲川だが、「そこまで徹底してくるかというくらいついてきていた」と振り返る。

「ここまで自分がマンマークされることもないので、そこの相手との駆け引きだったり、2回動いただけではマークが外れないので、だから3回、4回、5回と動きながらいいポジションを見つけながらやっていましたね」

 それでも効果的なポジショニングや積極的な仕掛けなど、随所に光るプレーを見せた仲川。マリノスでは右ウィングが主戦場になるため、日本代表の3-4-2-1の2シャドーは動き方や役割が異なる。森保ジャパンでも輝くために「慣れれば自分の新たな成長、ポジションが見えてくる」と、仲川は前向きに新しいポジションに取り組んでいる最中だ。

「クラブの仕事は忘れるようにして、代表のシャドーのポジションで生きるような動きを見出していくというか、自分で見つけていかないといけないと思っているので。(日本代表初出場は)楽しかったですし、あとは結果がついてくればというか、自分からもっともっと貪欲に結果を求めていければよかったかなと思います」

 勝利したものの、少々悔いも残る日本代表デビューとなった仲川。ピッチに立って見つかった反省点の改善に努めれば、18日に予定されているE-1サッカー選手権の最終戦、韓国代表との大一番ではさらに進化した姿が見られそうだ。

(取材:元川悦子【釜山】、文・構成:編集部)

【了】

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