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「日本には絶対に負けられない」。韓国メディアが最終節決戦へ展望【E-1サッカー選手権】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

日本代表
E-1サッカー選手権優勝を狙う日本代表【写真:田中伸弥】

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 EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会は、男女ともに日本代表と韓国代表が最終節の直接対決で優勝を争う状況となった。韓国メディアも決戦に向けた見通しを伝えている。

 女子の大会ではなでしこジャパンが2連勝で首位に立ち、韓国女子代表が1勝1分けで2位。男子は日本と韓国がどちらも2連勝を飾ったが、得失点差で日本が上回っている。それぞれ17日と18日に行われる最終節の試合では、どちらも引き分け以上なら日本の優勝となる。

 過去のE-1選手権では男子と女子で同時優勝を飾ったチームはなく、日韓ともに初の偉業に挑戦する形となる。また、男子では過去6回の大会で開催国の代表チームが優勝したことはなく、韓国はホームでの初優勝も狙っている。

 韓国『MSN』は、男子の日韓戦の過去の対戦成績で韓国が大きく勝ち越していることに言及し、「韓日戦ではジャンケンすらも負けてはならないという特別な“克日精神”が反映された結果」と述べた。14日の中国戦で決勝点を挙げたDFキム・ミンジェも、「日本と戦えば絶対に負けられないという意識が選手たちにも植え付けられている」と試合後にコメントしている。

 だが韓国代表は香港代表に2-0の勝利を収めた初戦でFKとCKからの2得点、中国戦の1点もCKからの得点と、今大会流れの中からのゴールがない。『京畿日報』は、「フィールドゴールの物足りなさ」を克服することが日本戦に向けた課題になると指摘した。

 今大会の3得点については「セットプレーの精度を高め、様々な得点ルートを作り出した」と評価。だが欧州組の不在などで攻撃陣の破壊力を欠いていることもあり、香港戦で露呈した課題は中国戦でも解消されなかったと評している。

【了】

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