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森保監督、序盤の劣勢悔やむ「試合の流れを持っていかれた」【E-1サッカー選手権】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

日本代表の森保一監督
日本代表の森保一監督【写真:田中伸弥】

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【日本 0-1 韓国 EAFF E-1サッカー選手権】

 EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会の第3戦、日本代表対韓国代表戦が18日に行われ、日本は0-1での敗戦に終わった。この結果、韓国が3連覇となる大会優勝を飾った。

 ともに2戦2勝だが得失点差で上回る日本は、最終戦の直接対決に引き分け以上なら優勝できる状況だった。だが前半28分にMFファン・インボムに先制点を許すと、後半には何度かゴールに迫る場面もあったが最後まで追いつくことができなかった。

 完全アウェイでの戦いの中、日本は序盤から韓国の勢いに押され、その流れのまま失点に至った。「入りのところで相手から圧力を受けるというのは予想はしてましたけど、そこのところで試合の流れを持っていかれた」と森保一監督は試合後に振り返った。

「シーズンが終わってから疲れていて、なかなかチームとして準備ができない中で最後まで戦い抜いてくれたので、悔しいですけど次の成長の糧にしていきたいと思います」と選手たちの奮闘には賛辞を送っている。

 日本代表は来年の東京五輪も見据えた若いメンバー構成で今大会に臨んでいた。「この大会の結果と、選手たちの可能性を見せてほしいということで話してた中、選手たちが良いトライをしてくれたと思います。2020年に向けて成長に繋がるように今回の経験を活かしたいと思います」と指揮官は今後への見通しを語った。

【了】

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