Jリーグのレベルは落ちたのか…。韓国との実力差が露呈した背景と日本代表定着への険しい道のり【E-1サッカー選手権】

2019年12月19日(Thu)6時45分配信

photo Shinya Tanaka
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日本代表
韓国戦に臨む日本代表【写真:田中伸弥】

【日韓戦どこよりも早い採点はこちら】

【日本 0-1 韓国 E-1サッカー選手権第3節】

 日本代表は18日、EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会の第3節で韓国代表と対戦。0-1で敗れた日本は優勝を逃した。

 今大会はインターナショナルマッチデーではない期間に開催されたため、欧州組の招集はできず。日本代表は全員がJリーガーというメンバー構成でこの大会に臨んだ。

 中国には2-1、香港には5-0で勝利したものの、開催国の韓国に優勝を譲った。韓国も日本と同様に、ソン・フンミンら欧州でプレーする選手は招集できていないのだが、日韓戦は地力の差を見せつけられる結果となった。

 海外移籍のハードルは年々低下し、冨安健洋、久保建英、堂安律などは、10代で次々とヨーロッパへ赴いている。そのため、日本代表における海外組が占める率は高まった。今年1月のAFCアジアカップに選出されたJリーガーは11人だったが、大会中に権田修一のポルティモネンセ移籍が決まり、決勝では11人全員が海外組となった。

 10月10日に行われたFIFAワールドカップカタールアジア2次予選・モンゴル戦のメンバーを見ると、Jリーガーはわずかに3人。今や日本代表のほとんどは海外組で、Jリーガーはごく少数というのが現状である。

 同様のことがU-22日本代表に言える。A代表にも選ばれている板倉滉、久保建英、堂安律はもちろん、三好康児、中山雄太、安部裕葵、前田大然ら海外組は半数近くに上っている。結果として、今大会はA代表とU-22日本代表の国内組が融合されたメンバー構成になった。

 海外移籍の低年齢化により、日本代表の海外組は増加。それに伴ってJリーグに空洞化が起こるという背景は確かに存在する。とはいえ彼らはJ1の主力選手である。MVPの仲川輝人は無得点に終わり、鈴木武蔵も韓国戦では影を潜めた。日本代表の主力になるのは現状では難しいと言わざるを得ない。Jリーグのレベルが落ちたと言われても強く反論することはできないだろう。

(文:編集部)

【了】

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