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Jリーグ 4年前

ベガルタ仙台、捨てたポゼッションとサイクルの終焉。理想か現実か、悩み抜いたシーズンに【2019年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2019年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

ベガルタ仙台の2019シーズン通信簿

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ベガルタ仙台の2019シーズンの基本フォーメーション

攻撃力:D
守備力:D
采配:B
人事:C
安定感:E

 評価が難しいシーズンだった。スタイルの転換が残留へとつながったことを考えると、渡邉監督の采配は評価できる。人事の点で見ると、スウォビィクら外国籍選手に加えて、松下や道渕といった新加入選手が活躍。主力が抜けたことを踏まえて考えれば、まずまずの結果だったと言えるだろう。

 攻撃では永戸、守備ではマテやスウォビィクなど、ピンポイントで光る部分はあったが、全体としては低めの評価を付けざるを得ない。主力の固定もうまくいかず、年間を通しての安定感は欠けた。新たな指揮官の下、来季は新しいサッカーを見せていくことになるだろう。

(文:編集部)

【了】

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