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Jリーグ 4年前

横浜F・マリノス、15年ぶり戴冠で最高評価連発。その中でも優れていたのは?【2019年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2019年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

横浜F・マリノスの2019シーズン通信簿

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横浜F・マリノスの2019シーズンの基本フォーメーション

攻撃力:A
守備力:A
采配:A
人事:A
安定感:B

 失点は昨季の「56」から「38」に激減し、逆に得点は「56」から「68」に激増した。得点数はもちろんJ1でダントツの最多だ。マルコス・ジュニオールと仲川がともに15得点を挙げて、史上初の同一クラブからW得点王も誕生。チーム内に二桁得点者が3人おり、5得点以上がさらに2人と、どこからでもゴールを奪える攻撃力は破壊力抜群だ。

 補強した選手のほとんどが主力として優勝に大きく貢献し、ポステコグルー監督の勇気ある采配が功を奏した試合も多い。これまで所属したどのクラブも使いこなせなかったマテウスの覚醒や、夏に加わったエリキのフィットと爆発、MF遠藤渓太のブレイクがそれを物語っている。

 MF大津祐樹のように出番が少なくてもチームを盛り上げる存在がおり、全員が一体感を持って戦えたことも優勝を成し遂げるうえで大きかった。来季はACLとリーグ戦の両立も重要なテーマになる。

(文:編集部)

【了】

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