J2の徳島ヴォルティスは8日、東京ヴェルディからGK上福元直人を完全移籍で獲得したことを発表した。両クラブの公式サイトで発表されている。

　上福元は順天堂大学から2012年に大分トリニータに入団。2013年にはFC町田ゼルビアに期限付き移籍し、2018年に東京ヴェルディに完全移籍となった。同年12月のJ1参入プレーオフ第2戦の横浜FC戦で後半ATにCKからヘディングで合わせ、決勝ゴールにつながるプレーで入れ替え戦進出に貢献した。

　東京ヴェルディのクラブ公式サイトで上福元は「物心ついた時から知っている緑のユニフォーム、マスコットキャラクター、そしてエンブレム。誰もが憧れるそんな歴史と伝統あるクラブの一員としてプレーできたことは一生の誇りです。この度、移籍というプロとしての決断に至りましたが、どこに行っても、いつまでもヴェルディを愛する気持ちは変わりません。ここで得た経験と誇りを胸に、大きく成長した姿を皆さんに見せられるように頑張っていきます。2年間本当にありがとうございました」とコメントしている。

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