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Jリーグ 4年前

サガン鳥栖、新監督招へいが悪夢の始まり。絶望的不振から奇跡の残留を果たしたが…【2019年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2019年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

サガン鳥栖の2019シーズン通信簿

サガン鳥栖
サガン鳥栖の2019シーズンの基本フォーメーション

攻撃力:E
守備力:E
采配:D
人事:E
安定感:E

 金明輝監督による立て直しが少しでも遅れていればJ2降格を避けることはできなかっただろう。シーズン32得点の攻撃力は明らかに物足りず、53失点は多すぎる。だが、スカッド全体のバランスと補強の成果を考えれば致し方なかったとも言える。金明輝監督の続投はすでに決まっており、キャンプからチームを作る中でどういったバランスを見出すかがカギになる。

 新シーズンに向けたチーム作りも佳境を迎える中で、各ポジションに補強すべき大きなポイントを残している点にも不安が残る。特にクエンカが抜けた前線でチャンスメイクに関われる人材と、ゴール前に壁を築く確かな実力を備えたセンターバックの補強は急務だろう。資金的な余裕がない中でフロントがどのような手腕を見せるか注目だ。

(文:編集部)

【了】

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