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日本代表 4年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(4)。力不足露呈し平均点以下を連発…格下相手の苦戦も当たり前に

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

キリンチャレンジカップ2019 ボリビア戦

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キリンチャレンジカップ2019・ボリビア戦の日本代表スターティングメンバー

【日本代表 1-0 ボリビア代表 キリンチャレンジカップ2019】

 0-1で敗れたコロンビア代表戦から中3日、日本代表は舞台を日産スタジアムからノエビアスタジアム神戸に移し、キリンチャレンジカップ2019でボリビア代表と対戦している。

 先発メンバーはコロンビア代表戦から大幅に変更。FW鎌田大地、MF橋本拳人、DF畠中槙之輔といったフレッシュな顔ぶれを起用し、MF宇佐美貴史やMF香川真司といったロシアワールドカップ組もスタメンに名を連ねた。

 格下相手に内容面でも上回りたかった日本代表は、立ち上がりから相手を押し込む。しかしながら、最後の部分では連動性を欠き、ゴールネットを揺らすには至らず。引いてブロックを築く相手に対して、ただただボール支配率だけが高まっていくばかりだった。

 結局、前半を0-0で終えた日本代表。後半も攻撃面での連係を欠き、訪れたチャンスはほとんどがMF乾貴士の個人突破によるもの。格下相手に大苦戦を強いられた。

 しびれを切らした森保一監督は、後半途中にMF南野拓実、MF中島翔哉、MF堂安律などを一気に投入。すると、76分のことだった。堂安のパスカットからカウンターが開始。背番号21は左を並走していた南野へパスを出すと、同選手はさらに左の中島へパス。ボールを受けた同選手はペナルティエリア内で相手選手をかわし、右足を思い切り振り抜いてゴールネットを揺らした。

 試合はこの1点を守り切った日本代表が勝利。被シュート数はわずか3本と、相手に決定機をほとんど作らせなかった。

 しかし、大きな課題が浮き彫りとなった。攻撃陣は相変わらず連動性を欠いており、試合を決めたのもNMDトリオの個人技術。決して評価できる内容ではなかった。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一監督 5.5 メンバーを入れ替えて臨んだが、後半途中に主力を投入する展開に

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