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日本代表 4年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(4)。力不足露呈し平均点以下を連発…格下相手の苦戦も当たり前に

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

キリンチャレンジカップ2019 エルサルバドル戦

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キリンチャレンジカップ2019・エルサルバドル戦の日本代表スターティングメンバー

【日本代表 2-0 エルサルバドル代表 キリンチャレンジカップ2019】

 トリニダード・トバゴ代表戦で3バックを採用し、スコアレスドローに終わった森保ジャパンであったが、同システムはこのエルサルバドル代表戦でも用いられた。

 ただ、メンバーはトリニダード・トバゴ代表戦から大きく変更。ウィングバックにはMF原口元気と伊東純也が起用されており、2シャドーはMF堂安律とMF南野拓実。1トップにはFW永井謙佑が起用されている。

 試合は立ち上がりから日本代表がペースを掌握する展開に。伊東、永井らを起用したことでチームの攻撃が一気にスピードアップし、手数をかけないシンプルな攻めでエルサルバドル代表を押し込んだ。

 そして19分、DF冨安健洋のパスを右サイドで受けた永井が自慢のスピードを生かしゴール前へ。最後は深い切り返しでマークを振り切り、左足でゴールを射抜いた。

 先制に成功した森保ジャパンはその後も相手を圧倒。41分には原口がペナルティエリア内でボールを受けると、マイナス方向へパス。これに反応した永井がダイレクトで合わせ、2点目を奪取した。前半はそのまま2-0で終了している。

 後半は2ゴールを叩き出した永井が負傷でプレー続行不可能となり、FW大迫勇也を投入。システムも慣れ親しんだ4-2-3-1へ変更している。

 その後も大迫を起点にエルサルバドル代表を押し込んだ日本代表。67分にはMF久保建英を投入するなど、会場のボルテージも格段に上がった。

 結果、日本代表は前半で奪った2ゴールを守り切り2-0で勝利。後半に追加点を奪うには至らなかったが、最後までエルサルバドル代表を押し込むなど、スピード感溢れる攻撃が冴えていた。

 久保は途中出場ながら攻撃を活性化させるなど大いに躍動。永井も2ゴールと、先発起用に応えた。このあたりも一つの収穫になったと言え、久々にポジティブな要素が多い試合となった。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一 6.5 トリニダード・トバゴ代表戦に続き3バックを採用。永井を起用したことで攻撃面にスピード感が加わった

【AFC U-23選手権の決勝トーナメント表はこちら】

【了】

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