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日本代表 4年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(5)。コパ・アメリカで痛感した世界との差、一方で6.5の高評価も

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

コパ・アメリカ2019・グループリーグ第3節 エクアドル戦

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コパ・アメリカ2019・グループリーグ第3節、エクアドル戦の日本代表スターティングメンバー

【日本代表 1-1 エクアドル代表 コパ・アメリカ2019・グループリーグ第3節】

 グループリーグ第2節のウルグアイ代表戦を2-2のドローで終えたことで、日本代表は決勝トーナメント行きの可能性をわずかながらに残した。日本サッカー界にとって初となるコパ・アメリカでのベスト8入りを決めるには、このエクアドル代表戦で勝利を奪うことが絶対条件であった。

 森保一監督は、ウルグアイ代表戦から先発メンバー1人を変更している。MF久保建英をスタートからピッチに立たせ、ウルグアイ代表戦で2ゴールと爆発したMF三好康児、エースナンバーを背負うMF中島翔哉と2列目で並ばせた。

 立ち上がりから日本代表は攻撃陣が躍動し、エクアドル代表を押し込む。すると15分、中島がFW岡崎慎司へスルーパス。これは相手GKアレクサンデル・ドミンゲスにクリアされるも、こぼれ球を拾った中島がゴールへ流し込んだ。

 幸先良く先制に成功した日本代表は、その後もエクアドル代表に粘り強く対応。何度か決定的なピンチも招いたが、GK川島永嗣のファインセーブなどもあり、リードを保っていた。

 しかし、35分。MFロマーリオ・イバーラが放ったシュートのこぼれ球をFWアンヘル・メナにプッシュされてしまい、前半のうちに同点に追いつかれてしまった。前半はこのまま1-1で終了している。

 決勝トーナメント行きを果たすために勝利を奪いたい日本代表は、後半もエクアドル代表を押し込む。森保監督もFW上田綺世、MF安部裕葵らを投入するなど、リードを奪いに出た。

 が、得点は遠かった。終盤に上田とFW前田大然にそれぞれチャンスが来るが、決め切れず。試合は1-1で終了。この瞬間、森保ジャパンのグループリーグ敗退が決まった。

 ウルグアイ代表戦、エクアドル代表戦と、互角以上に渡り合った。それでも、グループリーグ3試合で未勝利。世界との差を、改めて感じる大会になった。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一監督 5.5 安部や上田、前田を投入も追加点を生むには至らず。もったいないゲームになった

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